SSブログ

サマーソニック8/12 [ライブ]

サマソニに行く。
全然、一人では行く気になってなかったのだが、友人がダフトパンクを見たいから行かないか?
と誘ってきたので行く事にした。

お目当ては、m-flo、くるり、ダフトパンク、メタリカ。
しかし、メタリカとダフトパンクの時間が重なっており、今回は友人を尊重してダフトパンクにした。
メタリカちょびっとくらい見れると思ったのだが、遅く行くと入場制限がかかると言うから、今回は
我慢。ま、St.Angerツアーを見てますからね。初来日のダフトを見ておきましょう。

書く事がたくさんありすぎるので、くるりとダフトパンクの感想をば。

くるりをちゃんと見るのは(フェスだからちゃんとじゃないかも)初めてだ。
黒マントを羽織ってメンバー5人で登場。keyとdrがサポート。誰かはよくわからん。がドラムは外人じゃないか?
一発目、NIKKIよりTonight is the night.えらい渋い入り方だなぁと思っていたら、さすがにベストを出した後、
人気曲のオンパレード、ロックンロール、春風、虹、ワンダーフォーゲル、赤い電車。
ロックンロールは大合唱。ワンダーフォーゲルも。ワンダーフォーゲルは、数日前に歩道橋の上で唄った
ばっかりだったから、くるりの演奏で唄えるのは感慨深い。
聞いていて思ったのは、いろいろなジャンルの曲がある彼らだが、そのジャンルの曲をやっているという風に
陥る事なく、くるりの楽曲。になっているな。くるりの楽曲として踏みとどまっているな。と感じた。
ちょっとシャープすぎる印象もあったけど、ライブを聴くのは初めてだから、こんな感じなのかもしれないな。
そして、岸田くんのMCは京都の皮肉屋さんたっぷりだった。自分らのツアーでもあんなんなんだろうか?
あぁ、やっぱり、単独のツアーに行って、もっと長く聞いてみたい。MCももっといろいろやるんだろうし。

そして、ダフトパンク。準備中に暗幕を降ろして、中でセットを大幅に変えている模様。
かなり待たされて、始まってみると!真ん中に宇宙船(にみえた)をしつらえ、上までびっしり蛍光灯のような
発光体を網の目に組んだライト(ホント、フェンスのような感じ。でかつ発光の仕方を考えると蛍光灯ではなく
有機ELじゃなかろうか)、そして後ろにはこれまたステージいっぱいのスクリーン。あれはドットが荒かったので、ちょっと安めの液晶じゃないかな。
彼らは、もちろんマスクをかぶり、宇宙船のコックピットに乗り込んだような状態で、演奏が始まった。
とにかく、うまい言葉が浮かばない位、独創的にぶっ飛んでいる。
というか、同じようなコンセプトでステージを作る人はいるとは思うんだけど、無茶苦茶に大掛かりだから、
唯一無二の表現になっている。
フェンスのライトが縦横無尽に色とプログラミングによって変化をし、かつ後ろのスクリーンも連動して変化。
Human after allからの楽曲が多かったが、音と光の洪水(ってなんてチープな表現)によってフロアは無茶苦茶だった。
宇宙人に「お前らを踊り狂い殺してやる」と言われているかのように、休み無く、楽曲が続く。
個人的には、彼らの楽曲は繰り返しが、えらくしつこいと思っているのだが、それはある種の中毒状態を
起こすまで、音をループさせるという彼らの手法だと思っている。それがね、こうゆう場合に有効なんですよ。
身体が止まらなくなるというか、もっともっとくれーーー!!!という状態になる。
光の演出もやっぱり半端じゃなくて、中盤から、宇宙船のセット自体も液晶で作られていて(こっちはフルカラーの高精細)、そこにも映像が映し出されていく。高精細だから、無茶苦茶奇麗な映像。それをわざわざ途中まで使わずに取っておくって、なんてリッチな演出だ。
少し途中で冷静になった時、この設備と映像のプログラミングとかって、絶対ギャラ超えてるよ。。。と思った。
しかし、自分たちが望む表現をするためにはしょうがなかったのだろう。
しかし、こんな複雑な演出をどうやって考えだして、実行しようと思うんだろう???
One more timeは大合唱!!バンド?が超一流になる為には、絶対に世界的メガヒットがなきゃダメなんだな。
と思った。
演奏が終わった時は、さすがに彼ら二人も人の子、普通にこっちに手を振って答えていた。演出的には最後までクールに行くというのでも良かったと思うんだけどね。ほとんど宇宙人だったから。

なんか、とにかくとんでもないもんだった。通常のボーカルを持つバンドはここまでの演出はいらないし、
エレクロニカのアーティストも、ここまで普通やらんだろう。彼らは顔出し出来ないというか、そこから全ての演出を考えていくからなんだろうけど、そのおかげでこんなすんげぇ映像に到達してしまうんだな。

最後にもうひとつ。彼らは顔出しをしないので、もしかしたら、あすこに居たのは実は誰でも良かったんじゃねぇか?
完全にプログラミングというのも可能だろうから、表で「とりあえず、つまみ触ってます。」みたいなのは、パフォーマンスだけど、本人じゃないって言うのは、全然わかんないよな。と思った。

しかし、フェスはいい!!


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。