レイ・ハラカミ [CD]
そして、まだまだ新しいマジックを感じていたかったんだなぁ。。
初めて、ハラカミに触れたのは、矢野顕子さんのアルバム「ホントのきもち」だった。
初めに聞いた時は、まあ面白い音だよなー。という感じできちんと、どんな方が編曲されている
かまでは見てなかった。
そのアルバムのツアー、確かNHKホールに行った時、このアルバムはくるりが共演していた事も
あって行ったというのもあるのだが、その時にアルバムの楽曲「Too Good To be True」を
演奏の時にアッコちゃんに呼ばれて出てきたのがハラカミさんだった。
この楽曲に入る時のアッコちゃんの一言「CDより何倍も凄いよ♪」と言って始まった
初めの一音で完全にノックアウトされた。。。多分、単純なステレオでの出力じゃなかったんだと
思うけど、アッコちゃんの言う通り、ものすごい広がりと多重性を持つ、ビックリ!サウンドだった!!
瞬間でブワっと音に包まれてしまった。。。こんな体験、後にも先にも初めてだった。。。
この後、確かくるりと一緒にバラの花を演奏して、このライブは終わったのだが、その足で
このrei harakami remixのバラの花が入ったくるりのワルードエンドスーパーノヴァを買いに渋谷タワレコに寄ったのを覚えている。聞きに行った本人じゃなくて、客演だったアーティストのCDを買いに行ったのも、これ一度きりだと思う。
その後にアルバム「lust」が発売。恵比寿に2度聞きに行った。この時、こんな素敵な音楽を作る人が、こんな飄々とした人だと知る。笑。
でも、あの演奏スタイルは、他では全く見たことが無い不思議スタイルで、魅了されてしまった。
プログラミングされた楽曲を流すだけじゃ、やっぱりつまらないものね。と思いながらも、
ものすごいエモーショナルなエネルギーを感じていた。飄々としながらね。
一回目のライブの時、映像とのシンクロがコケてjoyが途中で止まってしまって、むしろそれが余計に
ホントに演奏してるんだぁ〜という感情が沸き上がってきて、むしろ感動したのを覚えている。
そして、それから一年後に行ったライブで、「去年途中で止まってしまったjoyをちゃんと最後まで流すことが出来ました」みたいな事を言っていて、一年越しのリベンジだなぁと感慨深く聞いていたのを覚えている。ライブは、とにかく幸せなオーラを客席のみんなが放っているような不思議な空間だった。ハッピーオーラ満載だった。。
この後、まさかのyanokamiという矢野さんとのコラボレーションに入っていった。
また、天然コケッコーのサントラという作品もあった。
くるり、アッコちゃんと仲良くやっていて、何かとっても幸せに、ハラカミさんの音楽をたくさん
聴けるのが、何も考えずに嬉しかった。
これと前後してのくるりの京都音楽博覧会への出演。
あの梅小路公園の、青空の下、ハラカミさんの音楽の気持ちよかったこと!!!
あー!!これこそ、最高の音楽の楽しみ方だー!!!と思ったのを覚えている。
きっと、ハラカミさんを知らなかった人にも、あの気持ちよさは伝わったと思うんだ。
青空の下、気持ちいい音楽を聴くと、こんなにハッピーな気持ちになれるんだよ♪ってね。
最後の生でのハラカミさんは、2010年のライジングサンでのyanokamiだった。
結構前からスタンバって2列目で、機材チェックにお二人が出てきている所からニコニコして
眺めていた。
アルバムを聞いて感じていた、この二人での音楽。1+1=2ではなくて、
3にも4にも、絡み合い登っていく世界。しかし、曲が終わりMCになるとほのぼのとしつつも
お互い我を譲らない、面白ワールドが展開されていた。
「来年は、yanokamiやるよー!」なんて言って、何曲か新曲も演奏していたのに。。
楽曲を奏でている時の真剣さは、お喋りとの対比も合わせて、ホントおもしくてすてきだったなぁ。
それ以降、目の前の生で見る事は、無かったけど、Ustで何度も何度も何度も
このトークと演奏を見せて貰っていた。U-zaanさんや七尾旅人さんとの絡み、
dommune。何度、笑わせて、感動させられて、楽しませて貰っただろう。
どれだけ奇跡のような映像を共有させて貰ったんだろう。
大きなドミューンからのソーシャルメディアの流れ、そして311以降のソーシャルメディアでの
音楽の輝き、素敵さ、美しさ、茶目っ気。
またTwitterというメディアでののほほんと飄々と気持ちよく皆んなを楽しませてくれたこと、
そういう新しいメディアでのハッピーな流れを担ってくれている、
自分としては、いや、きっとたくさんの人にとっても、ステキなアーティストだった。
最後のツイートも見ていた。親子でタイムテーブル被っとんのかい!という笑いに満ちたものだった。。。
貰ったものが大きすぎて、そして、これからも普通に、沢山貰おうと思っていて、
そんな日常が、びっくりする位簡単に失くなってしまう事にただただ狼狽してしまいました。
未だ、してるんですが、、ただ、気持ちを、心を、いつかどこかで書こうと思っていたものを
(心の中に、上の文章はストックされていたのです)、ここでまず定着させたいと思います。
2011年という年は、絶対に忘れない、いや、極端な言い方ですが、自分というものを日本を世界を
大切に想うことを考えなおさせてくれた大事な年です。
そんな時に、居なくなるなんて、、忘れる訳がないし、そのココロを私たちは継いでいかないと。。
未だ、自分で「lust」をかけることが出来ません。。でも、もしかしたらいつか一番聞いたアルバムに
なっちゃうかもしれない。
レイハラカミさん たくさん、幸せな気持ちにさせてくれて、ありがとうございました。
これからも沢山させて貰いますね。ちょっこしあなたをおもいながら。
yanokami [CD]
全ての楽曲で鳥肌が立った。。
特に矢野さんのピアノと原神が絡む所は、今までの共作とは違う形で、
ものすごく刺激的!
わざわざyanokamiと名乗ってやるだけの事はある強烈な融合である。
ピアノが無い曲も同様で、突き詰めて創っている感じが楽曲からほとばしっている。
すばらしい!!
「こりゃあかないません」というのは、ある意味嘘ではないだろう。
残念なのは、既知のトラック(矢野さんの曲という意味ではなく、原神トラックという意味)
が多い事。「終わりの季節」とか次元が違うけどね。でも10曲中、4曲は多いなぁ、残念。
もっと聴きたいぞ!!聴きたいぞ!!!作ってくれ!!もっとやってちょーだい!!!
そして、このアルバムの中、今回唯一の完全オリジナルな新作「Full Bloom」!!
この曲がかわいいんだ♪♪
これライブとかきっと最高だろう!
これ聴いて冷静になると、原神のトラックはリズムとメロディが縦横無尽なんだなって事が
今頃になってわかったりする。
リミックスをするとしてもボーカルにコーラスのように自分の音を乗っけて行く。
それがボーカルと綺麗に反射する。ピアノとの絡みも同様。トラックが豊潤になっていく。
って、そんな理論的な事は、別に大事じゃない!
どんだけ気持ちいいか!これが大事!!
晴れ渡った空を見ながら、こんな曲に浸っている昼下がり。。。最高です。
あぁ、すんげぇライブで見てぇ。。。。見てぇ〜!!あーーーー!!(頭をかかえる)
予定ずらしてくれぇ〜〜〜
くるり 「ワルツを踊れ」 [CD]
100個目の記事である。
この100回目にくるりの新譜の記事を書ける事に喜びと誇りを感じる。
音楽雑誌のコーナーに行くと、半分くらい【くるり】だったりする。
「ちょっと、みんな、期待かけ過ぎじゃない?」と思いつつ、何誌か買った。
しかし、聴く前には、読まなかった。自らの耳と感情にブレを持たせなく無かった。
大好きだから、絶対的な個人として公平でいたい。仮に一作が期待を外したからと言って、
付き合いを辞められる相手ではない。彼らに対する信頼とかそんなんどうでも良くて、
岸田繁は、もうただの友人なのだ、会った事もないけれど。(ライブ会場で会ってるけどさ)
アルバムを聴く為に、一日使った。気持ちをフラットにし、対峙する為に。
リラックスして、ソファに座って、オーディオシステムの前に陣取った。
もう、一気に聴いた!!
もう、何度も聴いた!!
今も聴いている!!
歌詞カードをめくる度に違うパンチが入ってきた。ボディ、アッパー、ストレート、フェイント、、、、etc。。。。
この文章を書く事に1週間以上考えた。でも、やっぱり書き始めてもまとまっていない。
そして、これを書ききる言葉を持ち合わせていない。
一曲一曲をきちんと感想を述べる事は出来る。それぞれが立っている事も分かる。
しかし、そんな事をしても、このアルバムを言い表す事は出来ない。
ただ、一言。
歓び
この、歌詞にも出てくるこの”言葉”でしか表す事が俺には出来ない。
「ブレーメン」が始まった時の感情をどう言い表せばいいんだろう。
高揚した。上がった。でも、ダンスミュージックを聴くような感じの心拍音が
聴こえるような高揚感ではない。
そう、これは、歓び。そういう言葉しか浮かばなかった。
スピーカーから音と一緒に光が出ていた。
多分、今まで感じた事がない感情。音楽が歓びを与えてくれた。光を与えてくれた。
この光によって、アルバムの楽曲は進んでいき、包まれている。
所謂、ロックな曲もあるし、バンジョーが入ったり、「これはラーメンたべたい♪のアンサーソング?」みたいな気持ちで向き合える曲もあるし、シングル的な切り口ではあるが歌詞がとても好きとか、さっきも書いたけど、一曲一曲のレビューなんていくらでも出来る。
しかし、そんな事ではないのだ!!!!!
好きな音楽を聴く。ただそれだけ。
そこで岸田繁が唄っている。ただそれだけ。
息を吸って、音楽を聴いている。ただ、それだけ。
ただ、それだけ。
その「ただ、それだけ」がどれだけ必要なものなのか?!
違う!必要とかそんなんじゃない!
ただ、生きている。そんな事への歓び。ただ、ただ、在る。
そんな事への歓び。
普段、感じる必要もない、そんな歓び。いちいち見つめ直す必要のない歓び。
そこの感情を呼び覚ましてくれる。そんなアルバム。
やっぱり、言葉にならない。。。
いいから聴いてくれ!!聴け!!!
で、
人として歓べ!!
以上。
Volta/Bjork [CD]
GW最終日。
なんとか、最後にBjork/Voltaを聴けて、終了!!!
つおい!!
つよいよ!!Bjork!!!
一回目。歌詞を読みながら聴く。
二回目。日本語訳を見ながら聴く。
三回目。音に合わせて踊りながら聴く。
初めから、2曲目のWanderlustを聴くと、腕が勝手に踊ってた。
気づくと手が動いてた。びっくりした!
そして、本人のインタビューにあるように、歌詞がつよい!
てゆうか、全部つよい!!
リズムも歌詞も声もヴィジュアルも。
根源的に解放するべき!
争っている暇なんかない!
楽しんで!愛し合って!
争っている暇なんかない!
踊って!叫んで!
争っている暇なんかない!
原始に従って!身を任せて!
山の頂上で旗を振って!
エネルギーを流して!解放して!!
言葉で追っ付く状況でなく、まっすぐ入っていけばいいのだ!よ!!!
「みやこ音楽」V.A. [CD]
京都方面のミュージシャンが、集まって行う音楽祭のコンピCDとでも言えば
いいのだろうか。
くるり好きとしては、彼らの新曲もあり、また、彼らのルーツでもあるようなので
興味新々で聴いてみた。
感想
いやー、部屋でずうーっと流しておいていいCDです。
もちろんいい意味で。
彼ら自身も言っているが、なんかね、統一感があります。
そして、とにかく肩肘を張る必要なく聴ける楽曲が多いです。
普段も、売れ線とかあまり関係無く、出来るだけ関係無く、少なくとも、インディーズだろうが、ライブバンドだろうが、聴くようにしている私ですが、これだけ、ほとんど知らない人たちが
揃ったコンピで大当たりするのはびっくりです。
まず、ローザルクセンブルクが一曲目。
俺は、ボガンボスは大好きだが、ここまで下がって聴こうとは思わなかったので、
ローザルクセンブルクには手を出していなかったのだが、詞の世界に共通普遍なもの
があるようですね。やっぱり聴いてみないと。
次の騒音寺もツボに入りました。好きです。
ほか、Limited Express(has gone?)やらロボピッチャーやらChainsやらBad StuffやらLucky Lipsやらふちがみとふなとやら。
なんなんだ?このツボの突き具合は。
とりあえず、タワレコに行き、ふちがみとふなとのアルバムは購入。
Bad Stuffのノイズマッカートニーから発売されたCDは買わないとな。
京都という街は、本当に興味があって、出来る事なら住んでみたい街なんだけれど、
それは、街や人に対する興味も含めての事で、そんな所から発信されたCDがこれだけの
クオリティと、揃えた訳では無い統一感を持っていて、それを自分も気持ち良く受け取れた
という事が一番嬉しかった。
そして、今でも、くるりの何が好きなのか?何がこんなに惹き付けるのか?
(そりゃあ、楽曲の良さという理由が一番大きいのだが)
という事に対する答えが、なんてゆうか曖昧な自分の中に、
あきらかに彼らのルーツも同じように響いたというのが、
何かを少し明確にしてくれた気がして、正しいのだなと思えた事も嬉しかった。
いやー、ホントライブが観たいバンドが目一杯ですわ。3月の帰京の時に
ライブが観れないか調べておこう!!
忌野清志郎 夢助 [CD]
清志郎が、闘病生活に入る前に録音しておいた最新アルバム。
ナッシュビル録音。スティーブクロッパープロディース。と言われてどれだけの人が分かるのだろう。
俺が、この名前を知っているのはたまたま、バイトしていた昔のゲーセンの店長が、バンドをやっていて
ブルース好きで、店内にあるモニターによく、オーティスレディングのLDをかけていたからだ。
まぁ、stones好きの俺が、これに反応しない訳が無く、というかこの時期は、いろいろなものが
混沌として形成されていく時期だから、どん欲にいろいろなものを聴いていたのだが。
清志郎好きなら、既に以前、このメンツとは一緒にやってるから知ってるんだけどね。
green onionは歴史に残る曲だし。今だって、たまにジングルでかかるしね。
ま、そんなバックボーンは放っておいても、清志郎の最新のブルースを聴けるだけで
このアルバムを手に入れる意味はある。スロウなナンバーが多いけど、そんなこたぁどうでもいい!!
世界に出ているから、ちょっと大きな歌詞が多いけど、そんな事もかんけーねぇーー!!
元々デカイ奴なんだから。隣のアノ子も世界の情勢も、ホント!ホント!!当たり前だけど同じ次元になる問題なんだよ!
好きなアノ子を振り向かせる事より世界を平和にする事の方が実は簡単なんじゃないのか?って思った事ないか??
「ダンスミュージック☆あいつ」だぜ!!!!かっこえぇ〜〜〜!!!!
♪RCサクセションが流れてる〜♪だぜ!!!
自転車を盗まれてうちひしがれている時、だぜ!!!
毎日、頑張って頑張って、好きになって、手を抜いて、頑張って生きている奴には、このリアルが聴こえてくるはずだぜ!!!
好きな事で踏ん張っている奴には、THIS TIMEを送りたい!し
好きなアノ子がいる奴には、涙のプリンセスを送りたい。
失恋したばっかりの人には、ナイアンディを送りたい。
人生は、転がって生きていけば、いい事もそりゃあ悪い事もあるけれど、生きる事に意味があるんだぜ!!
と清志郎の声を聞くだけで思える瞬間があるんだ!!
そして、彼もまた、それに従って闘って楽しんでるんだぜ!!
俺らはこのアルバムを聴いて聞いて効いて、愛し合っていればいいんだぜ!!!!
Cocco 「ザンサイアン」 [CD]
強さ
と
愛さ
同じ位のエネルギー
同じエネルギー
自分を愛し
相手を愛し
世の中を憎み、でも愛し
感情のデカさを肯定し
形づけて吐き出し
そのゴロゴロころがっているものを蹴飛ばして抱きしめて
あぁ〜〜〜なんつって
生きる!
車の中でヘビーローテ決定
これを聴くために車を走らせる
東京スカパラダイスオーケストラ 「WILD PEACE」 [CD]
さぁて、ワールドカップ中。
正直、本を読めません。読んでも全然自分の中に入っていかないので。
出来る事と言えば、単純に身体で受け取る情報を楽しむ事。
普段チェックしてなかった、CDのおまけのDVDとか、映画でない映像はかろうじて
受け入れる事が出来る。
さて、そういう状態でもスカパラのCDはすんなり聴けた。
というか、身体が反応した。
そして、かなり完成度というかノリ度が高い!
歌もの三部作もあいかわらず秀逸で、ほかにW杯日本代表非公式ソングCome On!
やチューハイのCMだと思ったが、かなんかで使っている3曲目。
他にもゴッドファーザーのテーマとかアップテンポの曲が多い。
その中に少しゆったりめの曲が奇麗に入っていたりして、まずドライブに最適!!
そして、DVDが良かったですわ。
Charaが昔はあまりかわいらしさがわからなかったが、今でも全然変わってなくて、
どうにもこうにもかわいらしい人だと言う事が良く分かった。
単純に俺の審美眼が低かっただけです。。すいません。。
ハナレグミの映像は、なんかね、知り合いにね、似とるんですわ。あの人。外見も中身もそっくり。
人の良さとシャイな所と変な所と顔の感じ、がそっくりなので、ほとんど双子です。
その知り合いもアーティストだし。
で、歌ものの中では曲調もあるけど、映像が一番かっこ良い。スカパラどうしもようなくかっこ良い。
谷中さんが恐ろしい位かっこええ。というかそういう言葉がいらない位。ただの俳優っすよ。
ポートフォリオっすよ。あの映像は。
ヒロトの奴は、遊び心満載。もしかしたら、あの映像は一発撮りでは???
そう思うと、大変面白い。オープニングの口から入る所とか、なんかよくわかってるよなぁ。
センスあるよなぁ。監督。
そんな訳で、またひとつ定番アルバムの完成です。
あとは、ライブのチケットをなんとかゲット!するのみ!!みてぇ。。。。
木村カエラ「Circle」 [CD]
Stonesに時間を割いていたから、新譜が貯まりまくり。
さて、カエラ姫。
かなり期待していたせいもあるけど、それほど平凡な印象のアルバムだった。
今、やってみたい事をやってみよーー!みたいなちょっと統一感に欠ける感じ。
シングルは、さすが、やっぱり生える曲ばかり。NANAの奴も。
BEATのキーボードが好きなSOUL FLOWER UNIONの奥野さんだったのはびっくり!
岸田君に期待していたのだが、、、カエラが歌詞を乗っけちゃっているので、なんか消えちゃっている。
最後の田渕ちゃんの曲も悪くは無いんです。。。けど、何か足りないんです。
カエラの声調?から行くと、「YOU」が一番合うのかもしれない。
矢野顕子「はじめてのやのあきこ」 [CD]
矢野顕子さんのセルフカバーアルバムwithデュエット。
もともと好きな楽曲をとても好きなアーティストと競演しているので、
(しいて言えば、小田和正は苦手。しかし、やはり、いい歌になっている。。)
この間、東京への帰り道の電車で初めて聞いたのだが、ずうーっとニヤニヤして
周りには怪しい人に見えた事だろう。
競演の二人がお互いにいろいろな要素でぶつかりあっていて、楽曲にすばらしい色を付けている!
思いつくままにとったメモを見ると
・YUKIとAKIKOの対マン勝負
・陽水と顕子のひそひそ話
・忌野清志郎と矢野顕子のやさしい願い
・マッキー「顕子姉、ついていきます!」
・小田さんと矢野さん恋人同志
・上原:弾ねるピアノ 矢野:跳ねる声
お互いにリスペクトし、それなりに長いキャリアを積んだ業師が織りなすすばらしいパフォーマンス!
特に唯一の女性である(上原さんはピアノなので)YUKIとの競演は、すごい!
一歩も引かないで互角に歌い上げ、なおかつ楽しんでいるYUKIは、何か普段と次元が違うパフォーマンスに
なっていると思う。
普段が悪いというわけではなく(普段も十分にすごい人です)、どんなステージでも戦えるんだなと改めて、
すごいと思ったわけです。
ほかのボーカルが自分の色を強烈に持ってくる事でデュエットしているから余計目立つ。
生で聞いてみたいなぁ、、、やってくんねぇかなぁ、、、やってんのかなぁ、もしかして。