SSブログ

柳家小三治独演会090328 [ライブ]

一昨年位から、ちょこちょこ落語を聴くようになって、最近ちょこっとだけ思う事があった。
名人と言われる人の高座を生で見ないとな。と。

普段、触れる落語は、ポッドキャストやその他、少々の音源となる。
ただ、この少量を聴いていても、自分の好み、そして噺の上手下手が分かってくる。
例えば、八代目桂文楽や林家彦六の落語は、やっぱり何度聴いても気持ちがいいのだ。
そして、志ん生は、どうやら肌に合わないようだ。という事も分かってきた。
(もし、生で観てたら違うのだろうけど)
正月に立川志の輔の落語を観て、確かに上手いと思った。惹き込まれた。
ただ、あのパルコは、それ以上に舞台全体の作りがすごくて、
落語の枠ではなく、そのショー全体に賞賛と感激を送りたくなった。
そうして、色々なものに触れてきて、なんて言うか、自分の中の評価の基準を持ちたく
なったのだ。故人ではなく現在の。

そんな折、柳家小三治の落語を聞きに行く事が出来た。

聴いていて、まず一番に思ったのは、やっぱり観客を引き込むチカラだ。
間とか、噺の持って行き方とか、その他色々な下世話な言い方でのテクニックが、
すごい。素晴らしい。
マクラも噺も長かったので、途中で、少し気を抜こうが、すぐにさっと噺に戻れる。
それほどに集中力を必要とせずに集中してしまう。
その惹きの強さが素晴らしかった!
また、動作も含めた人物描写の上手さ!
酒を飲み、飯を食らう所は、観ていてお腹が空くし、
代わる代わるの登場人物も今でも頭の中で、声とともに描く事が出来る。
所作ではなく、全体で人物が出てくる。これまた素晴らしい。

そして、なんて言うか、オトナというか江戸っ子というか粋というか、
全身でかっこいいなーと思える人を久々に観た気がした。
悪い意味では無いのだが、前出の志の輔さんでは、まだこの域には達していない。
巧さとかでは無い、もう人としての味なのだ。切磋し、経験を積んだものが持つチカラ。
例えとして適切では無いだろうけど、ミックジャガーのようなかっこよさだった。

噺は2席とも聞いた事が無いものであったのも良かったと思う。
未だに登場人物が頭に出て来る。義太夫のお師匠さん。馬屋の親父さん。
泥棒。子供。
自然に集中出来るというのは本当にすごい。

嗚呼、また会いに聴きに行きたいなぁ。。。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

soul of どんと 2008 [ライブ]

どんとのトリビュート企画に初めて行く。

一昨年位から、個人的な流れと世間の流れで、どんと、ボガンボスを聴く機会が増えていた。
まぁ、昔から、上げたい時に、よく「時代を変える旅に出よう」は聴いていたんだけどね。
昔のノスタルジーというか、昔だからこその衝撃を受けて聴いたのかなぁとか、思っていたんだけど、やっぱりね普遍的な強さがある楽曲だった訳です。

さて、SHIBUYA AXも初めてだったんだけど、いつも遠くからしか見てなかったからだけど、思ったより小さい箱だった。そして、座席式にしているので、えらい余裕があった。
確かにたくさんチケットが売れるようなものでは無いのかもしれない。

始まる前に、どんとのFILMがずうーっと流れていて、なんかなぁ、よかったんだなぁ〜。
この人は、もうなんだか、超越してるんだよねぇ。どこで唄ってもOKみたいな。
どんな状況で唄ってもハマる。在る。そこに。自然に。
良かったなぁ〜。

さて、今回は、出演者が基本的に弾き語りで演るという構成で、それは少し残念。
イメージでは、ボガンボとローザのメンバーがバックに入って、ゲストが唄うと思っていたから。
岡地さんのドラムが聴きたかったのになー。

しかし、この企画で選んだであろう、ゲストなので、皆さん歌が上手い!声が良い!!
一番手は、うつみようこさん。この人の太い声はなんだか好きというか、この人も歌を歌う為に
生まれた人なんだなぁと思う。二番手、佐藤タイジ。ほんま、この人はかっこええ。こんなに格好良くていいんかい?!と思う。バスドラガンガンやりつつ弾きまくって、もう惚れるよ、もう。次、湯川潮音さん。ちっちゃくてかわいい人でした。ギターがでかくてかわいらしかった。しかし、当たり前だが、歌と演奏良かった。次は浜崎貴司。この人も声いいんだよねぇ。トークも達つ。次山口洋。かっこいいわ。当たり前だが、ロッカーは、みな立ち姿が美しい。しかも今回は、トリビュート企画なので、なんつーか、きっと普段に近いのだと思う。音に気を使わない訳じゃないだろうけど、緊張感が多分、自分のライブの時より、一段階落ちている分、いろいろな所に気を回せる気がする。
次に、ちさほさんと息子さん?に寄る、「波」。美しく不思議なステージでした。後ろのほうではフラを踊っていたようで、うらやましい。そゆのがね、きっと一番大切なのにね。真ん中がね。嗚呼。
次、藤井一彦。途中でDR.KYON!とか叫んだときは、客席は絶対出て来ると思ったのにね。歌詞のままだった。客席にレスポンスを求めたけど反応が悪かったので、(だって座ったままじゃ難しいよ。俺ぁ唄ってたけどね。)うつみさんが助け舟。
トリは岸田くんだった。今回は多分岸田君を見るのが一番大きかったな、結局。3/4ガンボも居なかったしな。
眼鏡じゃなくて、やっぱり他のメンバー同様、自分のライブより緊張していない感がある。
ボガンボとくるりが繋がっているのは、ま、勿論京都というのもあるんだろうけど、俺の中でも繋がったからね。嬉しい。
そして、演奏も、今回は、佐藤タイジの「時代を〜」と岸田くんの「橋の下」が良かった。
夢の中もローザの曲(すいません。原曲知りません。)
一昨年の出来事って、みやこ音楽のローザの「橋の下」のような気がするんだよね。
一昨年じゃないかもしれないけど。
その「橋の下」を岸田バージョンで聴けて、やぱり見事に気持ち良くて、美しい楽曲だなぁと
素直に認識。見に来て良かった。。。
最後、も一回、どんとのFILMで終了。最後ちょっと尻切れとんぼだったけど、お愛嬌という事で。

帰り、気持ち良くなったので、途中下車してビール飲みながら歩こうと思うも、寒すぎて断念。家で3缶空けましたけどね。
帰り、渋谷タワーに寄ったら、そのローザの「橋の下」が入ったアルバムが横置きになって、何かの雑誌の日本の名盤アルバムの2位に選ばれたとかで売れていると書いてあった。
いやぁ、確かに名盤です。いまさらとかじゃないんだよね、やっぱり。普遍なんだよね。

いい音楽を聴いていかないとね!人生!!


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

くるり 「ふれあいコンサート」atNHKホール [ライブ]

行きたくて、行きたくて、オークションで取ってくるりのライブに行った。

まず、単純にすごいな、と思ったのは、ニューアルバム「ワルツを踊れ」は全曲やった事。
ついでにシングル「JUBILEE」の二曲目の「ヘイ!マイマイ!!」までやった事。
ニューアルバムを携えたツアーとは言え、全曲やるというのは、まず単純にすごい!と思う。

ただ、始めに辛口で書くと、正直まだ、このアルバムをライブ形式でやるという形が見いだせていない感じがした。ストリングスが多い作品である為、もしかしたら、弦楽器を入れた編成にするんじゃないかなぁ、と言う予想もしていたのだが、弦楽器は用いず、コーラス&パーカッションの3人組という編成を選んでいた。始めにやったクロックは録音された弦楽器に合わせて演奏していたが、他は、弦楽器の音を使わずにアレンジしていた。その形の試行錯誤の段階なのかもな、、という感じはした。特にシングル曲「JUBILEE」が、きつかった。。あまりに楽曲としてのハードルが高すぎるのだろうが、これから良い形に落ち着いていくのだろうと思っている。こっちの思い入れも強すぎるんだろうけど。。
もう一度行きたいのぅ。

辛口はともかく、気持ち良く響いた曲ももちろんたくさんたくさんあった。
一番良かったのは、後半のアナーキー〜ヘイマイ!〜ハム食べたいの流れの所。
アナーキーかっこ良かったなぁ、、、炸裂!ギター!!
大好き!ブレーメンも良かった。こっちもストリングスが素敵な楽曲であるが、こっちは消化されている感じだった。弾き語りのレンヴェーグ・ワルツやハヴェルカもかっこ良かったし、スロウダンスも決まってた。言葉はさんかくはほのぼのとスラヴやコンチネンタルはカチッとしていた。
過去の楽曲も、今回のふれあいコンサートに合わせて、前半は特に(だって、結局基本的に座ったままだったし。アナーキーは立ちたかった。)静かな曲が多かった。Baby I Love Youはやっぱり名曲だし、ロックンロールワークショップも美しかった。Thank you my girlは爽快でばらの花はやっぱり反則だ。

そして、ラストは「ロックンロール」。
もしかしたら、くるりで一番好きな曲かもしれない。いや、くるりという枠でなく、楽曲としても5本の指には入る、究極の名曲だと思っている。
ロックンロールは、心の全てを込めて一緒に唄う。
この曲を唄っていると、「この曲を唄う為だけに俺は生きているのかもしれない。」とその瞬間は本気で思える。気持ちいい!!生きている!!信じている!!

アンコールは「東京」。
この曲は、今度は動けなくなる。「はぁ〜〜〜。。」とギターリフで骨抜きにされる。
途中で何度も骨抜きにされてグニャグニャになる。少し涙も出る。感情のゆらぎが入っている。こんな曲をデビューで唄って、そのまま唄い続けているくるり。乾かないくるり。
雨という言葉が多いくるり。美しいくるり。

何度でもみたいくるり。年に一度は絶対くるり!


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

U2前夜 [ライブ]

無意識に自分の中で本当に好きなバントというのが分かってしまうという事に気づいたのは、彼らの事を考えていた時だった。

U2
本当に好きなバンドというのは、メンバー全員分かるんだよね。そのバンドの事は何でも知りたいと思うから。
もちろんバンドの成り立ちとかによっても変わるけど、気づくとそんな感じで分類出来ている。
これは邦楽、洋楽を問わず。
ライブに行こうと思わせるのも大きな要因だけど、少なくともこの分類をしたバンドのライブは全部観ていると言っていい。

そんな中、観ていなかった最後の現役バンドがU2であった。
実は8年前の来日の時もチケットを持っていた。その時は、今となってはなんてアホな事をしただ!
と思えるが、仕事を優先してライブに行かなかった、いや行けなかった。客先に通い詰めている時でそんな事口に出来る状況では無かった。若かったし。また次のアルバムを出したときに来るライブに行けばいいと思っていた。そんな彼ら、前のアルバムの時のワールドツアーは、なんと日本に来なかった!さすがに焦った。。。世界的なバンドは日本に来るもんだと勝手に思っていた自分はかなりののんきモノだった。。。
この時は、いろいろな憶測が飛んだ。ボノは日本が嫌いなんだ。政治的平和的行動をするボノにとって日本は金があるのに行動を取らないつまらない国に写ってしまっているんだ。こんな国で俺らがライブをする必要が無い。と思っていると。
半分は当たっている事である。

そんな彼らも今回のアルバムのワールドツアーは日本に来てくれた。
俺にとっては8年越しの待望のライブである。
先日のミュージックステーションでのライブ。ボノからはオーラが出ていた。やっぱりすごい!!

U2を批判的に観る人もいると聞く。どうも説教くさいと。そう思うのもしょうがないとも思う。情報の多様化、複雑化は長所と短所を併せ持つものだから。
しかし、ビートルズ以降、これだけ長き渡り世界的ヒット曲を連発したバンドが他にあるというのだろうか?俺は、好きなバンドは多々あれど、ビートルズ以降で偉大なバンドをひとつ挙げろと言われたら、彼らを挙げる。それは楽曲の質の高さとその行動力からである。
(かと言って、メンバーがアル中になったりするバンドもそれはそれで好きなのだが。それはバンドのメンタリティの違いだ。そしてそれこそが多様性だ)

明日、年休を取って彼らのライブに行く。
今回も何故か仕事が忙しい時期に当たってしまった。
しかし、今回は仕事を休んでいく事にした。今回行かなかったら、そして休まずに仕事をしたら、きっと今回はものすごい後悔をするだろう。というか行かなかったとしても、明日は仕事が手につかないだろう。そんなら割り切って行った方がいい。というか今なら一日の休みなど取り返せるほどの経験と力は備えている。でも、何で休むのかは上司に伝えられなかったけどね。。

明日、感想をまた書けるほど冷静でいられる気がしない。というか長文をまとめあげる時間が取れるとは思えない。あまりに大きな出来事は、身体が覚えていてくれるもので感想を記さなくても大丈夫だったりする。出来れば書きたいけど、言語化出来る自信もないな。。。

そんなこんなで明日。月並みが言葉だが、

楽しみである!!!


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ベリテンライブ2006スペシャル [ライブ]

昨日、ベリテンライブ@井頭公園に行ってきました。
お目当ては、
キャプテンストライダム。アンジェラアキ。くるり。etc,etc。

全体として、丁度良いサイズのライブ!という感じでとても気持ち良く過ごす事が出来ました。

さてさて、頭から追って感想を。

一番手の浜崎貴司の途中から参戦。
後ろのシートエリアは既に満杯。別に一人だから、ちょっとの荷物を木の下において
スタンディングエリアで過ごすパターン。一人だと食事エリアの椅子も空いていたり
するので気が楽。
浜崎さん、そんなに知ってる曲ないかな?と思っていたら結構知っていて、そして乗りやすい楽曲ばかりで
楽しかった。ここらへんの音の人とは相性がいい。なんつーかR&B,ファンクをある程度ベースに持っている人。
いきなりなんかすげー気持ち良くなる。
次、キャプテンストライダム!本日の大本命と言っても過言ではない。初めて見るし、曲好きだし、楽しみ。
出来るだけ前に行く。メンバー風船をつけて登場!俺の中でドラムとベースの人は逆だと思っていたので
びっくり!あの人ドラムって感じだったのに。。とにかく若々しくガンガン行く楽しい楽曲でかなり良かった!
踊りまくっていたら、隣の子も触発されたのかかなり踊ってた。かわいかった。あんまり乗ってない人が多いような
気がしたが、曲を知らないと分からないタイミングで手ぇ挙げてる人とか多かったから、やっぱり人気あるんですね。
Vo.が思ったより小さかったけど、パワフルだわ。この初々しさを抜けて、なんかもう一回り大きくなれる予感が
ビンビンしました。これからもいい楽曲書いて、どんどん攻めて欲しい。
(文章下手すぎ。。。とにかく楽しかった!のです。)
次、GRAPEVINEはやっぱりちょっと俺は違う感じ。お食事タイム。うどんに唐辛子入れ過ぎ。。。
次、アンジェラアキ!いきなり出て来て、席に着きながらパフォーマンスを始める所や唄っている時足を動かしたり
する所等、なんつーか、全身で唄っている気合いが伝わってきます。足長いし。楽曲はやっぱり引きつけられますね。
楽曲の声は知っていたけど、普通の喋り声がとても美しかった。ちゃんとトレーニングしているんだろうけど、なんてゆうか好きな声でした。グランドピアノを弾いている所を見てみたいな。
さて、森山直太朗。結構おもろい人という印象でしたが、ホントにおもろい人でした。ジャンルがない不思議な人だ。
次、YO-KING。この人も初めて見る。人気あるんだねー。びっくり。この人も好きな音。やっぱりロックでR&Bでま、要するにストーンズなんですよね。ちょっと人気あるのにびっくりした。
さて、GANGA ZUMBA。ここは、くるりに備えて少し休憩しようと思っていたんですよね。。よく知らない人だったし。って思ったら、宮沢和史なのね。びっくり!かなぁりかっこいい人になっている。で、まぁ、やっぱりリズムな好きな感じで乗って聴いていたら、近くの連中がすげー弾けてて、気づいたら、その輪の中で一緒に踊ってた。みんなその楽しいヴァイブに引っ張られて30人くらいいたんじゃないかな。跳ねたり、足挙げたり、みんなで輪になって踊ったり、
いやー!楽しかった!!途中で係の人に怒られちゃったけど。。ああゆう突発的な事が起きるのも野外フェスの楽しい所よね。
さて、もうこのまま一気にいくしかない!と覚悟決めて、GOING UNDERGROUNDに。くるりで出来るだけ前にいけるように詰めておく。そしたら、彼らもいい音聴かせるバンドだった。。。ラップやったり、客を楽しませるアクト。楽しかった!周りもノリノリだったしね。
そして、くるり!
サマソニと同じようにマントで登場。いきなりワンダーフォーゲルであげてきた!続いてリボルバー!
むちゃくちゃ上げてきますな。。。ついていけるかあせる。。。と思ったら、少し落ち着かせてMC。
サマソニの時となんか違ってとっても良い感じのMC。RING RING RINGでメンバー紹介。
これも楽しい!これがほんとのくるり?!なのか。
バラの花、街、そしてスーパースター!個人的には、スーパースターはとても聴きたかった!!
途中からかなり雨が降り出す。しかし関係ないやね、もう。最後やし。
最後に「気ぃつけて帰ってや」つーのが、なんか良かった。裏で上手い酒飲んでくれー餃子くってくれー
やっぱりいいわ、くるり。

帰り、RADIO BERRYのブースでTシャツ買う。梅ちゃんから買う。
BERRYは俺の朝の目覚ましですからね。顔ちっちゃーい!
いつものラジオの声の人が目の前にいるのはやっぱり緊張します。
何か話そうと思ったけど、雨と何話していいのやらで、買い物だけ。。。弱いよ、俺。。。
しかし、パーソナリティの方々はホント普通に働いていました。なんか感動というか、
当たり前なのかもしれないけど、俺にとっては舞台に上がるミュージシャンと同じ
有名人なのに、不思議な感じです。そういう所もなんかアットホームで良かったなぁ。

来年、多分もう栃木にはいないだろう。。。だけど、ベリテンはまた行きたい!と思わせる雰囲気のとっても良い、
日本最後の夏フェスでした!!


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

サマーソニック8/12 [ライブ]

サマソニに行く。
全然、一人では行く気になってなかったのだが、友人がダフトパンクを見たいから行かないか?
と誘ってきたので行く事にした。

お目当ては、m-flo、くるり、ダフトパンク、メタリカ。
しかし、メタリカとダフトパンクの時間が重なっており、今回は友人を尊重してダフトパンクにした。
メタリカちょびっとくらい見れると思ったのだが、遅く行くと入場制限がかかると言うから、今回は
我慢。ま、St.Angerツアーを見てますからね。初来日のダフトを見ておきましょう。

書く事がたくさんありすぎるので、くるりとダフトパンクの感想をば。

くるりをちゃんと見るのは(フェスだからちゃんとじゃないかも)初めてだ。
黒マントを羽織ってメンバー5人で登場。keyとdrがサポート。誰かはよくわからん。がドラムは外人じゃないか?
一発目、NIKKIよりTonight is the night.えらい渋い入り方だなぁと思っていたら、さすがにベストを出した後、
人気曲のオンパレード、ロックンロール、春風、虹、ワンダーフォーゲル、赤い電車。
ロックンロールは大合唱。ワンダーフォーゲルも。ワンダーフォーゲルは、数日前に歩道橋の上で唄った
ばっかりだったから、くるりの演奏で唄えるのは感慨深い。
聞いていて思ったのは、いろいろなジャンルの曲がある彼らだが、そのジャンルの曲をやっているという風に
陥る事なく、くるりの楽曲。になっているな。くるりの楽曲として踏みとどまっているな。と感じた。
ちょっとシャープすぎる印象もあったけど、ライブを聴くのは初めてだから、こんな感じなのかもしれないな。
そして、岸田くんのMCは京都の皮肉屋さんたっぷりだった。自分らのツアーでもあんなんなんだろうか?
あぁ、やっぱり、単独のツアーに行って、もっと長く聞いてみたい。MCももっといろいろやるんだろうし。

そして、ダフトパンク。準備中に暗幕を降ろして、中でセットを大幅に変えている模様。
かなり待たされて、始まってみると!真ん中に宇宙船(にみえた)をしつらえ、上までびっしり蛍光灯のような
発光体を網の目に組んだライト(ホント、フェンスのような感じ。でかつ発光の仕方を考えると蛍光灯ではなく
有機ELじゃなかろうか)、そして後ろにはこれまたステージいっぱいのスクリーン。あれはドットが荒かったので、ちょっと安めの液晶じゃないかな。
彼らは、もちろんマスクをかぶり、宇宙船のコックピットに乗り込んだような状態で、演奏が始まった。
とにかく、うまい言葉が浮かばない位、独創的にぶっ飛んでいる。
というか、同じようなコンセプトでステージを作る人はいるとは思うんだけど、無茶苦茶に大掛かりだから、
唯一無二の表現になっている。
フェンスのライトが縦横無尽に色とプログラミングによって変化をし、かつ後ろのスクリーンも連動して変化。
Human after allからの楽曲が多かったが、音と光の洪水(ってなんてチープな表現)によってフロアは無茶苦茶だった。
宇宙人に「お前らを踊り狂い殺してやる」と言われているかのように、休み無く、楽曲が続く。
個人的には、彼らの楽曲は繰り返しが、えらくしつこいと思っているのだが、それはある種の中毒状態を
起こすまで、音をループさせるという彼らの手法だと思っている。それがね、こうゆう場合に有効なんですよ。
身体が止まらなくなるというか、もっともっとくれーーー!!!という状態になる。
光の演出もやっぱり半端じゃなくて、中盤から、宇宙船のセット自体も液晶で作られていて(こっちはフルカラーの高精細)、そこにも映像が映し出されていく。高精細だから、無茶苦茶奇麗な映像。それをわざわざ途中まで使わずに取っておくって、なんてリッチな演出だ。
少し途中で冷静になった時、この設備と映像のプログラミングとかって、絶対ギャラ超えてるよ。。。と思った。
しかし、自分たちが望む表現をするためにはしょうがなかったのだろう。
しかし、こんな複雑な演出をどうやって考えだして、実行しようと思うんだろう???
One more timeは大合唱!!バンド?が超一流になる為には、絶対に世界的メガヒットがなきゃダメなんだな。
と思った。
演奏が終わった時は、さすがに彼ら二人も人の子、普通にこっちに手を振って答えていた。演出的には最後までクールに行くというのでも良かったと思うんだけどね。ほとんど宇宙人だったから。

なんか、とにかくとんでもないもんだった。通常のボーカルを持つバンドはここまでの演出はいらないし、
エレクロニカのアーティストも、ここまで普通やらんだろう。彼らは顔出し出来ないというか、そこから全ての演出を考えていくからなんだろうけど、そのおかげでこんなすんげぇ映像に到達してしまうんだな。

最後にもうひとつ。彼らは顔出しをしないので、もしかしたら、あすこに居たのは実は誰でも良かったんじゃねぇか?
完全にプログラミングというのも可能だろうから、表で「とりあえず、つまみ触ってます。」みたいなのは、パフォーマンスだけど、本人じゃないって言うのは、全然わかんないよな。と思った。

しかし、フェスはいい!!


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

東京スカパラダイスオーケストラ@那須野が原ハーモニーホール [ライブ]

ぶっちゃけて言えば、あんまり書く事は無い。

一ヶ月にいっぺん位、踊り狂いたい!
そういう事。
しかし、スカパラのメンバーはみんなかっこいいな!
俺はテナーサックスのGAMOさんが好きだ。
そして、ライブは皆が皆、目立つ場所を持って構成されている。

会場全体が踊り狂っていて楽しかった。
前に居た高校生三人組(男2女1)には、最高の思い出になっただろうな。
ボーカルものの追憶のライラックをトランペットでメロディを奏でたり、
☆振る夜をパーカッションの人がVo.を取ったりしてやったし、
茂木きんちゃんは唄ったし、那須の水が美味い!とMCを入れたり、
キーボードの人が、近年他のバンドでは見られない位、ソロを引っ張ってもりあげたり(オルガンを弾いて70年代かよ!みたいな勢い。)、
信じられないようなリズムパターンの曲をやったり(知らなきゃ乗れねぇよ。けど楽しかった)
谷中さんが確かに喋りがたつなぁと思ったり、
スカパラのライブアクトの強さを感じた2時間だった。
最後の三曲とか、一人でminiで聴いてるときでさえ、頭振ってんのに、見事に来たから、壊れていた。
とにかく、やっぱり一ヶ月に一度は、頭振りたい!
そんな生き方したい。そして、どうしようもなくかっこいい大人になりたい!!!


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

rei harakami @恵比寿リキッドルーム [ライブ]

原神さんの音を聞くのは、ライブのほうがいいんじゃないか?
と思う瞬間がある。
CDでも十分気持ちよいのだが,
ライブだと、たまに「超える」瞬間がある。
また、耳を澄ますと(耳の脇に手を当てて、音の拾いを拡張する)
高音がものすごいトラック数である事がよくわかるし、その音を左右に振っているのも
分かるので、別の所から聞こえてくる低音と、分離して、脳内でくっついて、みたいな状態に
なるので、とても不思議な感覚になる。
ヘッドホンで聞くと低音も高音も全部耳からしか入ってこないもんね。
ライブハウスだと低音は身体に直接入ってくるから。

「超える」というのは、冷静に考えるとエンドルフィンが出るという事なんだろうけど、
ロックのような瞬発性があり、一気にすごい高い所に行くものではなく、
普通の感覚では入れない場所ではあるが、ちょこっとだけ上がったような感じになれる。
うーん、表現が難しいけど、雲の上にポコって顔を出すように広がっていくって感じかなぁ。
普段、ロックが多い私には、めったに味わえる感覚じゃないから、とっても気持ちいい。
他にこの感覚を味わえる場所を知らないもの。。雲の上にポコッと顔は出してみたいけど。。

あいかわらず、MCはべたべただし、間違えるし。。でも、もう、それを含めての原神ワールドなのだろうな。
音楽があれほどクールだから、全編クールだと疲れちゃうかも。
表現者は、自分の分野以外では不器用なほうが、なんか嘘がない感じがしてかっこいい。

また、行きましょう〜ね〜♪

p.s.
fes.で聞くと、他の人との聞き比べ状態になるから、それはそれで楽しそうだ。


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

The Rolling Stones 02 April at SAITAMA SUPER ARENA [ライブ]

さて、今回ラストライブ。

結構遠いね、スーパーアリーナ。
ただ、思っていたよりステージが近い。
ドームのとは別のセットじゃないかな?これ。

ぶっちゃけて書くと、ドームより高いチケットだから、メンバーも気合いが入っていたような
気がする。
キースは上機嫌。よくしゃべる。
ミック気合い入りまくり。ブルースハープ冴えまくり。

今日は、wild horses。ちゃんとキースがバッキングボーカルをやっている。
それだけでご飯三杯いける。

そして、今回は、全く絡まなかった、キースとミックが絡む。
ただ、曲の途中で、キースがミックの肩に手をかけるだけのパフォーマンスなのに、、、
それだけで今日来た甲斐があったと思わせる。客席もめちゃめちゃ湧く!!

またリサパートなし。内容は、angieがwild horsesに変わっただけで、札幌と変わらない。
しかし、気合いが入っていた分、ランブラーも良い。よく見えるし。
リサパートが無い部分は、devilでコーラスとして前に出て来てミックと絡んでいた。
そのくらいやらないとね。

もう、途中から、終わりが分かるから寂しくなっていく。。。また次に会えるのは。。。。。。。会いたくなったら。。。
ヨーロッパに行ってやる!!

最後。メンバーのみの挨拶後。
普段、すぐ引っ込むチャーリーが、ずいぶん最後まで手を振っていた。。
本当に、、、、、最後、、、、なのか。。。。
チャーリーは、プレイ中は、Tシャツなのだが、休みに入るとすぐ上を羽織っていた。
ちょっとの時間でも身体を労らないといけないのか。。と思ってしまう。。

彼らを好きになる事はあらゆる意味で戦いだ!!
でも、最後まで一緒に戦い抜くのだ!!それしかないのだ!!!

また、日本で会おう!必ず!!


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

The Rolling Stones 29 March at SAPPORO DOME [ライブ]

まず、札幌ドーム!が良い。
天井が高い。新鮮だ!

そして、今日の目玉はなんつーても、アリーナ!!!!
近ぇ。。。ミックもキースもでかい。(当たり前だ。)そして、アクションが良く見える。

そうそう、キースの後ろ振り向きのギターカッティング!!鳥肌たつ!

今日はアンジー。
しかし、リサパートが無い。何故??
Bステージ遠ぇ。。。こんなん初めて。
ロニーがニコニコしながら通り過ぎて行く。そしてチャーリーが。。。ただ、それだけの事で、ものすごい感動!

それにしても、stonesはやはり伝統芸能みたいな所があるよね。初上陸の札幌の人じゃ乗り切れない
所があるもんな。
東京なら煽られなくても、自分らでガンガン行くけど。
結構、おしとやか。北海道の人。

stonesとは関係ないけど、電車のマナーがとても良い☆すごい。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。